古雑誌

古雑誌の使い道は鍋敷、材木の台、机上に置いて作業台。
メモが取れたり、カッターを使ったり、ひげそりが終った後で一ページだけ破って包んで捨てたりと実に使い勝手がよい。
いま座椅子代わりに使っているのは2002年の電撃大王だが、読み返してみると小林立の昔の短編「みちしるべ」が入っていた。「隻眼獣ミツヨシ」は尻切れトンボ、逢魔文七郎氏は期待してたけど続かなかった、「ドールマスター」と「宵闇眩燈草紙」と「ニニンがシノブ伝」は面白かった……、当時は背景が加工写真なのを「面白いことやってんなあ」と思っていたが、今じゃ聖地巡礼って一大ジャンルになったことを考えると、これもどこか小林氏の自宅近辺なんだろうか。