ヤッターマン

気分転換に映画を見に行った。今月は【ドラゴンボール】【釣りキチ三平】【ヤッターマン】【新・宇宙開拓史】と、30〜40歳を直撃するようなラインナップだったんでどれでも良かったが、着いて最初に上映が始まったのがヤッターマンだった。
感想・・・う〜ん、すごい。確かにこれは、あのヤッターマンだ。途中何回か「うわ、同人っぽい視点のドラマだわー」とか思ったけど、それも面白かった。映画風・現代風になっているが、そのさじ加減が絶妙だ。間違いなくこれはヤッターマン好きな人が作った劇場版ヤッターマンだ。
終わってから後の子供が「くだらねぇ…」とか言ってたのが申し訳ない。ヤッターマンはくだらないギャグアニメ。赤一色のヤッターワンに付け鼻のボヤッキーという「おい、メイクとCGでそれくらい処理しろよ!!」と言われかねない所を堂々とやってのけて、ミュージカルでないのに三悪(これが本物に見えてくるから凄い)に歌わせて躍らせて、ダウナー美少女岡本杏理をガニ股にして鼻血にして、メカがオッパイ出して乳首伸ばして、もう存分にバカバカしい。そして流れ続ける山本メロディー。
小原乃梨子たてかべ和也御両名(八奈見乗児さんは顔出ししないみたいだ)とタツノコの笹川氏の登場には爆笑。山ちゃんもアップで登場したけど、たかはし智秋がどこにいたかは判らなかった。どこだ??
ギャグのテンポはアニメじゃないので多少もっさりしてるが、これはフルプライスで観るだけの価値があった。
そして、こういう姿勢、バカ製造業である自分は忘れていたんじゃないか? と、なんか凄く原点回帰できた気がした。