ワンピース雑記

そろそろ終結のスリラーバーク編。今回はラブーンとブルックという伏線が浮上して、結構早く終結した。これくらいのスピードで1エピソードが消化されるのは嬉しいが、この物語では珍しい「死」が大きく取り上げられていたので、かなり異色だった。
これって、細田守の劇場アニメ「オマツリ男爵と秘密の島」を意識してたんじゃないだろうか。敵の策にはまって強制的に仲間が分断されるところとか、ルフィがやや守勢なところとか、異常な形で死と直面するところとか、レジスタンスと手を組むところとか。去年「時かけ」で賞を総なめにした細田守の異色作を、原作者として料理した……だったら面白いんだが。
アレDVDで見たときは、一緒に借りてきたマタンゴとプロットが似てて*1、明るい冒険活劇を求めてた俺は凹んだが、話の出来は大人向きで良かったのでスリラーバーク編はそういう意味で面白かった。
さてと。死と直面した船医は、ここで「5人目」の称号を手にすることは出来るか?

*1:男女7人のグループが南海のジャングルに覆われた島で奇怪な植物に飲み込まれる話