グッズか…

WFの版権について結果が出たわけだが、去る13日に恋旅商品開発の説明会があって、ここでも版権がらみの話に参加してきた。


今までオフ会とか同人とかワンフェスとか、そういう経験はあるけど、常に思うのは、木彫刻ではお話にならないってことだ。
今、こういう事態になっても、家内制手工業で一品物の彫刻を出していいものか迷っている。
現代、圧倒的な存在感のあるフィギュアがだいたい2万円足らずで買える時代に、5万や10万は当たり前の無彩色の木彫刻の出る幕とは。
毛筆から魔法のような速さで無から絵が生まれてくるのに、ノミを打つ音以外はチマチマと進むばかりで何作ってるか判らないパフォーマンスとは。
木彫刻という芸は、高めのハードルを越えた完成品が目の前にあって、初めて成り立つ。それ以外は「それ500円で売ってた」と言われてしまう競争力の弱い芸能だ。


う〜ん、ここは同人的なグッズを作るようにしたほうがいいんかな?クリアファイルとか……
!? まさか、今から企画してもコミケ作家と重なって完成しないとか?
もし出来るなら既存の絵じゃなくて新規版権絵(注文1点10万円也)でアピール・・・ああっ判らん! 未知数未確定の部分が多すぎる!! 
なに作ったら、みんな喜んでくれるんかなあ??
なにか、何かあるはずだ。この、アニメとしてはハードルが低いはずの企画を、作り手側のオタクとして楽しむ方法が。
(ここで『この先恋旅ではお客さんが来ない』という可能性まで考えるのはキツい。程々にしとくならいつもどおり1品だけ彫刻する方が傷は浅いんだけど。)