古本と新本、どっちが得か？

「ゆるゆり6巻ですが、版元でも在庫切れなんで取り寄せ出来ません」
新本を町内の本屋で注文するのは閉店阻止のためだ（今日行ったら宝石めがね店に閉店セールの札が出てた）。が、無いとなればありそうな店を回るか古本（ヤフオク含）に頼るしかない。
ところで古本と新本。1巻と最新刊。どこから買えばいいのか考えてみる。
ある程度巻数が進んでいる作品なら、1巻を新本で買うのは割が悪い。なぜなら1巻てのは古本に一番出回るし、値段が下がっていくのも1巻からだし、セット販売するのも1巻からだから。
最新刊が古本屋に並ぶのはバクチだし、仮に並んでも値引率は低い（特に少年漫画）。時間が無限に使える学生ならともかく、時間と金銭が等価になる社会人は新刊で買うほうが結果的に良い買い物になることが多い。作者への声援にもなるし。
あくまで損得勘定の一つなんで、ポリシーとして新刊を買う人や中古セット漁りが趣味の人はまた別の話。出て一週間もしないうちにジャンジャン古本に流れる『ワンピース』みたいなのもあるし、その辺は近所の古本屋の傾向にも拠る。