豚骨ラーメン

雪の多い日は久留米の豚骨ラーメンを思い出す。
あの頃やってた生天目仁美といのくちゆかのラジオを聞きながら「仕事も収まったし、いのくちゆかの故郷・久留米まで行ってみるか」と奮発した12月。
記録的な大雪で、滋賀の山中じゃ陸の孤島が出来るは、広島・九州まで積雪で麻痺するは、そりゃあバッタバタな自動車旅行だった。
久留米にいたのは本当に一晩だけだったが、あの日食べた久留米ラーメンは衝撃的だった。店に入るとブタモツ臭が充満してた。でかい寸胴で骨を煮込んで、椀には灰汁が付いていた。
文字通りのカルチャーショック。本でもTVでも伝えてこなかった【本物】に感動した。
あのモツ臭いラーメンを、もう一度食べてみたいもんだ。
それとも、生天目仁美佐渡島に行くほうが早いかもしれんが。