創作は熱量である


「10月にツアーで会いに行くから、その時に手渡したい」という注文で、9月に作ったもの。
こういう熱い注文は大好きだ。
既にそこに有る物を欲しがるんじゃない。自分のリビドーを具現化して、身銭を切って、最適な方法を実行に移すのだ。
これがぬるいはずが無い。


世の中には「Aみたいな物を作りたいが、自分には才能も技術も無いから出来ない」と明言する人が多いが、もしもネタでなく本心で言っているのだとしたら、悪いけどそれは人生無駄にしているよ、と言わざるを得ない。
物を作るなら、人に頼るか自分で作るかの2つしかない。自分は技術を身に付けず、人には何も頼まず、それでいますぐAの模倣を作りたい? 
100%無理だね。
何某は一つの作品Aを一週間で作り上げる、それを才能と呼んで、省みて自分には才能が無いというのは間違っている。
「才能」の意味を間違っている。
何某は作品Aを一週間で作り上げられるようになるのに、一体どれだけの人生を送ってきたのかを考えていない。その人生…修行というか、そこに千金の価値があるのに、単にいま目の前に出来た作品Aのみを見て、自分が過去に修行しなかったことも、これから修行しないこともひっくるめて「才能が無い」という、それはあまりにぬるい話じゃないか。
鍋物と同じように、何かを作り上げたいなら、まずは自分が一定時間燃焼しないと。成功するか失敗するかはその後の話。
まとまりの無いまま了。


081121追記:今週の絶望先生が「その悩み、もう答えは出ていますよね」ってネタで楽しかった。「あんな動画を作りたいけど、かくかくしかじかで作れない」とかスレや※でつぶやいてる人、完成どころか着手しましたか? 判ってるよワカッテル。それ本気じゃなくてヘタレネタですよね! wktkするほピュアな年頃じゃないから俺は。