自殺

おとなもこどももおねーさんも、みんな死に過ぎ。今日も豊島区では警察が警戒中だが、これも「他に打つ手が思いつかない」ってだけで、匿名の自殺予告なんかに有効打は無いよなあ。
高校の頃に習ったことだが、人間は成長するにしたがって自分の世界が広がっていく。赤ん坊の世界には「自分」しかないが、「親兄弟」が判るようになり「友達」「先生」「クラスメイト」「先輩・後輩」といった風に、自己の世界には住民が増えそれと共に自分の立ち位置が変化していく。
自殺する人の世界は赤ん坊と同じく「自分」しか見えてないのではないか。部活仲間にいじめられて死んだ生徒なんか、クラスに友達がいなかったとは思えない。それでも彼女には敵しか見えていなかったのだから。
しかし一連の自殺騒動を見ていると、子供の自殺は遺書を握りつぶされるだけだし、大人の自殺は問題を何一つ解決できないな。おねーさんの奴は……悔いの無い人生なら、死んでもしょうがない、か?