時をかけた少年の話 覚書

http://b-kan.at.webry.info/200607/article_8.htmlを参考にしつつ。
映画の設定を勝手に解釈。
『よその自分にタイムリープ(以下TL)されている間、自分は消滅している?。同一時空に2人の自分は存在しない。』
『同一の種は同一時空にダブって存在しない。時間を戻してもTLパワーは復活しない』
『TLパワーは時に干渉されない。TLで過去に戻っても自分の力は元に戻らない』
『TLにはいろんな使い方がある。千昭は講習なり練習なりしているんで色々できる』
原作ではクライマックスになる理科準備室。今回時かけではここで千昭と接触することがないので、あの物音は一体なんだったのかが明解にされていない。
俺の予想では、彼は「未来からやってきたばかりの千昭」だ。未来人千昭を千昭A、生徒千昭を千昭Bとして千昭の時系列を中心にすると、

千昭A、未来から準備室にTL
→人(真琴)が入ってきたので5分後にTL。このとき種を落とす
→真琴チャージ。千昭Aそれに気付かず教室から逃げ出す
→友梨と遭遇、自分がここで学園生活を送っていることを知る
→4月にTL。千昭Bとして編入
→再び7/13、千昭B,巧介と一緒に真琴を待ち、3人でグラウンドへ

これが正しいなら、千昭Bは種が理科準備室にあること、真琴にチャージされたこともすぐに判る訳で、この後の告白の雰囲気がやや違ってくるなあ。ましてや友梨と付き合い始めたのは何か意味があるんだろうか? 
ところが、真琴が準備室で待ち伏せすると、おかしなことになる。

千昭A、未来から準備室にTL
→人(真琴)が入ってきたので5分後にTL。このとき種を落とす
→真琴チャージ。千昭Aそれに気付かず教室から逃げ出す
→友梨と遭遇、自分がここで学園生活を送っていることを知る
→4月にTL。千昭Bとして編入
→再び7/13、真琴待ち伏せ
→千昭が種をなくした事実は改変され、校舎外にいる千昭の手元に種出現。ただしTLパワーは真琴に取られたので空。
→功介からメール。真琴は踏み切りへ。
→千昭B、理科室に残っていた友梨と遭遇。理科準備室にいたのが真琴だとわかる
→真琴に「おまえ、TLしてね?」
→功介死亡。真琴の話を聞いて千昭TL&ストップ
→千昭B、時の亡霊

「いまここに俺が来なかった?」という定番のギャグが有ったんだろうが、種を紛失すること自体が無かったことになるんだろうか? このパラドックスで千昭Bの手元に空っぽの種が突然現れたとか?(書き直し)現れたとする。
最後。結局真琴が選んだ未来。

千昭A、未来から準備室にTL
→人(真琴)が入ってきたので5分後にTL。このとき種を落とす
→真琴チャージ。千昭Aそれに気付かず教室から逃げ出す
→友梨と遭遇、自分がここで学園生活を送っていることを知る
→4月にTL
→再び7/13、ここでは千昭B一人でグラウンドへ。
→一方フルカウントになったばかりの真琴が、最後のTLでカウントゼロになった真琴に書き換えられる。*1
→ED

こんな感じだろうか。最後の千昭Bが何故グラウンドにいるかはわからんけど。
判る人コメントください。
8/28 2:30書き直し。もし貴方が違うタイミングでここを読んでいたら、もう少し違った、より的確なエントリが書いてあった可能性があったんですが。

*1:これに関しては2ちゃんねるのスレで教えてもらった