GyaO

MUSASHI -GUN道-第4話。この回が白眉と聞いて見てみたが凄まじいの一言だ。
今回キーになる「蜘蛛女の糸で操られる人」だが、どう見ても有線コントロール。操り人形のように手足に糸をつけるとか、或いはキャラの動きで見えない糸を視聴者に伝えるべきなのに、これはなんだ。
ガンアクションでも、銃弾が飛ぶ姿が見えるのはどうしたものか。ブラック・ラグーンどころかルパン三世以前のアニメ技法で萎える。
話の内容も冗長。「必殺アイテムの入手」という重要な回なんだから「Aパート主人公大ピンチ→Bパートで1発逆転」くらい簡単でいいんだ。全くメリハリのない話で、最強武器「GUN鬼」が強いのかどうかもわからない。コレが2クールあると言うことに恐れ入る。
ARIA10話。冬の始まりと温泉の話。ここまで見てきたが世間の評価高すぎ。そんなに面白くない。
以前「ARIAは旅番組としてみると面白い」と言う話を書いたが、アニメはキャラ中心。主役がメルヘンチックな恥ずかしい台詞を何度も言うのでその度に引いた。
風景はそれなりに描かれているが旅番組としてはレベルが低い。キャラの色指定が淡いせいもあるのか背景も暗いところが少ない。だから深味がない。新海誠をみろ。
俺はもともと「癒し系」と言うものに懐疑的だが、このアニメが「淡い色使い=刺激が少ない=癒し系」と考えているなら、スタッフには夕陽も新緑も見る資格がないだろう。