「こいつを治してください」――兵士が感情移入する軍事ロボット

 アングル氏は、兵士たちが同氏のロボットに愛着を抱くのは自然なことだと思うかという質問に迷わず答えた。

 「非常に理にかなっていると思う」とアングル氏。「スクービー・ドゥーは彼らの大きな助けになっていた。だから彼らは、単にマシンガンや防弾チョッキ、ヘルメットが壊れたときとは違って、その残骸を持って帰ってきた。チームの大事なメンバーを失ってしまったという思いでいたからだ」

日本人には珍しくないいい話だとは思うんだけど、ロボットに愛着を持ちつつ人間と殺し合いをするんだから、そりゃ兵隊さんの精神構造も壊れるだろう。