[SF}“古着宇宙服”再利用、送信機付け軌道に投入


使い古したロシア製宇宙服に送信機を取り付けた宇宙服衛星「スーツサット1」が3日夕(日本時間4日朝)、国際宇宙ステーションで船外活動中の飛行士の手で、宇宙空間へ“軌道投入”された。

 宇宙との交信を楽しもうというアマチュア無線家らの計画で、廃物利用のこうした試みは世界で初めて。

 スーツサットは送信機やデータの入ったCD、温度計などを内蔵し、ヘルメット部分には操作盤とアンテナが取り付けられている。送信機からは、埼玉・入間市児童センターのクラブで活動している小学生のメッセージなど6か国の音声が145・990メガ・ヘルツのFM電波で地上へ送られ、アマチュア無線機などでの受信が可能という。

活動限界は数日、じきに落下するようなので無線やってる人はガンバレ。詳しいやり方はJARLに詳しいが、結構難易度が高い模様。