イベント

寺のまちアートinいなみ2005開催中。
寺のまちアートはおろか、親事業である「町並みアート 富山2005」で検索して出てこないのはどういう訳か?
一応商工会のページを張っておきます。http://www.shokoren-toyama.or.jp/~inami/
観光客が来るとはいえ、売りになる商品が何一つないので泥縄式に小物を製作中。
同時に高村光雲の彫刻が近所に来ているので見に行ったが……http://inamichoukoku.com/event/kouun/index.html
前評判だと「非常にショックを受けた」という彫刻家が多かったが、俺にはよく判らん。
教えてもらったことを纏めると
・仏像彫刻に西洋から来たリアリズムを高い次元で融合させた
・とにかく仕事が綺麗
が凄いところで、それは間違いないのだが、どうも「食翫の親玉」みたいな印象しか受けん。
きっと「人体デッサンをやってきた」「リアリズムを追及している」「日展とかに参加している」「仏像に興味のある」といった人たちにはすごいショックなんだろう。
俺がショックを受けるのは、同年代の人間が俺よりはるかに凄いものを作っている事実なんで、100年前の偉い人が凄いものを作っていても、観光対象としてしか扱えん。
……どうも脅かされてきたからか、俺自身が斜に構えて見てる気がするな。後日もう一度見にこよう。