クールビズ

「あ、シャキ君? 今晩、W先生の連合講演会青年部の結成式があるんだけど、参加するか?」
ヘッヘッヘ、こいつは面白そうだいいですよ。俺も興味ありますし」
「それで、時勢に合わせてクールビズで来てくれんか」
「ええと、Tシャツにハーフパンツじゃだめですか?」
「流石にまずいんじゃないか?」
「せめてサンダルは」
「いや」
というような話が有ったかどうか知りませんが、急にクールビズ必要になったんで買い物。
以前から思っていたんですが、ネクタイを外して腕まくりをして「クールビズ」って言われても、飲み会か徹夜明けみたいで下品なんだよ、特に国会議員はあんな醜悪な格好をTVに晒す前にアドバイザーくらい雇え今ひとつ品がないんですよ。かといってマンガみたいに麻のジャケットと西陣のネクタイなんて仕立てるわけにもいかないし、かといって日頃から服のセンスを鍛えているわけでもない。
結局隣の隣町にあるアオキまで行って、専門家の知識に頼る事にしました。わが町にも洋服屋はあるんですが、ポロシャツ売りつけられても困るし、やはりここは情報の豊富なところに行かなくては。
で、話によるととりあえずボタンダウンのシャツがいいらしいので……「\5000ですか?半額くらいの服ないですかね?」……ボタンダウンでややカジュアルな奴を買ってきました。
クールビズはまだ歴史がないので、これから全く新しいシャツが登場するかもしれません。とりあえず今年はこれでいこうと思います。


しかし、会場主は「人いきれで暑くなるだろうから」と、随分低い温度設定に*1。人いきれって、天井の高いホールで立ち見もいないのに大げさな…。こんな事なら金下ろしてまで服買いに遠出するんじゃなかった。
田舎のクールビズなんて所詮こんなものだ。

*1:あえて言いません