オタク市場はデジカメ超える2900億円

ある程度の定義づけをしてヘビーユーザーとライトユーザー（＝オタク）を区別、そして調査しているようですが、ちょっと胡散臭いですね。
まず「デジカメ市場より大きい」じゃなくて、「デジカメ市場がまだ小さい」のです。大人の娯楽としてよく言われる競馬やパチンコ、最近下火ですがタバコなんかの産業と比べれば、２９００億なんて1/10以下ですよ。それをまだ１０年もたたないデジカメ市場と８０年代から連綿と続くオタク市場を比べて、まるで宝の山でも見つけたような言い方が気に入りません。
「犯罪者予備軍」一転「金づる」ですか。いやな感じですね。
また、この記事に触発されて、大手企業がオタク市場に入ってくるのも気味が悪いです。
利益を追求するあまり粗製濫造、市場の荒廃なんてことになりかねません。
（現状ですらバグだらけのＰＣゲームやＣＧを無駄に使っただけのアニメがあるんですから）
出来ることなら数年間の研究＆準備後、オタク相手に商売してほしいものです。ここは金鉱ではなく、ウラニウムのように不安定なのですから。