不幸は競って比べるものじゃない

というのは村枝賢一の「光路郎」に出てきた言葉だが。
先週の「かってに改造」は、不幸ぶる人の話がイイ所突いていて面白かった。不幸・自虐ネタは俺自身よく使うけど(今回の出だしとか)、結局は愚痴だったり言い訳だったりするんだな。いくら楽しそうに話しても、そればっかり熱弁されたら聞いてるほうはつまんねぇ。それでもまぁ怪我や病気の話って皆盛り上がるんだが。
でも、ノリでしゃべり始めた不幸話に、自分自身が酔って「ワタシ被害者でゴザイ」みたい空気作る奴がたまにいる。こんな空気に飲まれた人はつい同情してしまい「こいつを酷い目に合わせた奴は許せねぇ」て事になる。同情てのは理屈抜きの良心。だから、いつの間にやら理屈抜きで右へならい=洗脳されてしまう。
怖いねぇ。(しまったオチが無い)