郵送できる「しゃべる紙」、トッパン・フォームズ開発

厚さ0.75ミリメートルの紙の内部に電池やスピーカーを格納、表面に凹凸がないようにした。はがきとしてそのまま郵送でき、折ったり曲げたりしても壊れない耐久性を備えた。
発売したのは「Audio Paper(しゃべる紙)」で、紙に「録音」「再生」と印字されたマークを押すと最長20秒の音楽や声を自由に録音したり、再生したりできる。紙の内部の電池やスピーカーは柔軟性のある素材で作り、そのままインクジェットプリンターで印刷できる。価格は官製はがき大の大きさのもので1枚700円程度。

これは正にSF。最初に思い出したのはドラえもんの「サウンドバカチョン」だった。写真と音が同時に撮れるカメラで、写真の横にあるボタンを触ると音が聞こえる。というもの。
てことは録音機能付きのデジカメ&プリンタがあれば「ひみつ道具」が完成か?!凄いぞ!!
ドラえもんの道具には、いくつか「巻いて収納できる道具」が登場するが、現在の薄型壁掛けTVや、本当に巻いて持ち運びのできる鍵盤などを見ると、あながち不可能とは思えない。さすが21世紀だ。