俺はコーラが嫌いだ

本屋に行った折、平積みにされていた本。

100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版

100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版

小さいものばっかり作ってる俺には、ドンピシャなタイトルの本だったんで少し読んでみたけど、「新人で少しはねっかえりなヒロイン」が「いやみで仕事の出来る先輩」にイライラしながら進むという、反吐が出るような読むほどの魅力が無いキャスティング&ストーリーだったんで元に戻した。
同じところに原作版があったんだけど、実用書じゃなくて小説になっていたんでこれも捨てた。


確かに、普通の実用新書にするよりは目立つ。本屋も売り出しやすいだろう。
けどねえ。俺は、飯の不味くなるドラマは見たくないんだよ。
それは漫画でもアニメでも小説でも一緒。
出来のいい悲劇でも引くのに、単なる不幸話とか失敗談とか、嫌な奴に痛い目に合わされたとか、知りたくも無い。
(ピーエーが『ぎんぎつね』作ってくれたら大プッシュしたんだけど、今回の話は岡田節全開だそうで)
実用書として出して欲しい。
そういう意味では、たしかにこの本は「価値100円の本を1000円で売る」事に成功してるけど。



ちなみに、俺にとってコーラは「1000円くれても飲まない」。漢方の煎じ薬なら苦くても多少飲めるんだけどな。