山本二三展を見てきた

高岡市美術館_平成24年(2012)度_企画展示
本当は先週の夏祭りの真っ最中(7/29)にもトークショーが有ったんで行ってみたけど、着いた頃には整理券が無くなっていたんで帰ってきた。その場でデモンストレーションも有ったんで見たかった…。
中身は背景原画が160点。『ルパン三世』のアルバトロスや『じゃりんこチエ』から始まって『時をかける少女』『ミヨリの森』まで。入り口にはラピュタとあの踏切の絵が大写しで掛かっていて記念撮影可能。
そして本物は……小さい。
アニメ背景だから小さい。A4程か?
しかし密度がすごい。葉っぱの一枚一枚まで描きこんである。『もののけ姫』『時をかける少女』は最終的に劇場スクリーンで見るわけだから当然細かいんだけど、ほかの物もすごく細かく、光の具合や雲が綺麗。
一番すごかったのは『もののけ姫』のパン用の横長背景。もうね。見てるとマジで森の匂いがする。水面に映る木の方をセルに描いてあるんだな。CG用?
あんまりモノ凄いんで、目当てだったはずの『時かけ』までたどり着けなかった。『おおかみこども』を観る体力も無かった。
音声ガイドもあるけど、普通のじゃなく、田中真弓さんの解説+山本二三さんインタビューという豪華版。これ無しで見るのは勿体無い。物を作る気迫と執念を感じてわが身を振り返りたくなるよ。ただ音質は残念。どっかで文字起こししてないだろうか。
http://www.ca-mus.co.jp/museum/audio_yamamotonizo.html
お土産にあの踏切の絵葉書とクリアファイル購入。ショップにはリトグラフも予約販売していたが10万円か……ヤバイ、俺に普通の収入が有ったら買ってしまいそうだ。
もう一回は行きたいんだけど、大人\1000+音声ガイド\500なんだよなぁ。
ちなみに高岡市美術館の向かいには10段ソフトクリームで有名な『まじま』と、『true tears』のモデルになったたこ焼き屋がある。どちらもお勧め。