鳩山由紀夫を経済する

鳩山発言から出てきそうな本。
1・普天間問題
これを機会に日米安保を考え直すのは悪くない。その時には賛成派と反対派の書いた本が2冊同時に出るといいな。どっちに転んでも予定は変わりそうに無いけど。
2・無責任な発言は信用を無くすということ
『責任』てのは本来は自分で背負うもの。コレ、最近は「自分は責任を取らない。その上で話を考える」って人が増えてるんじゃないか? そういう人を啓蒙する本が出ればいいんだが。
ただ、本やTV番組は知識を増やすには有効なんだが、こういう道徳教育ってのは人対人で学習するもんだよなあ。一問一答形式でページを埋めるにしても難しそうだ。
あと、正しい日本語の使い方の本は出てもおかしくない。「全力で」「がんばる」「努力する」といった言葉の株は大暴落。「ある意味」「あるいは」「必ずしも」が持ってる筈の切り返し力も擦り切れてしまったから。
3・名言集
ブーメラン発言と有名になった「鳩山由紀夫(与党)vs鳩山由紀夫(野党)」。友愛とはなんだったのか。
4・使える英語
Trust me.とBelieve me.はどう違うのか。就任当時は「麻生の英語はべらんめえだが、鳩山のそれは素晴らしい」とかよく判らん持ち上げ方してる報道がされてたけど、これまでの総理大臣のニュースに英文そのものが出てくることは殆ど無かったから、これは勉強になるやもしれん。
オバマ大統領の「Can you follow through?(やれんのかよ) 」てのも良い英文だな。これは憶えたい。
hapless and increasingly loopy(哀しいかな益々いかれてる)
とか
someone oddly detached from reality(現実から変に遊離した人)
とか
we must emphasize that "loopy" is the exact polar opposite of "in the loop,"(『loopy』は『in the loop』の完全な対極にある言葉である事を、私は強調せねばなりません)
とかは、まあ半分ジョークとして。