大人が言い訳を嫌う理由

今週は午前中に、中学生に英語を教えている。といっても家庭教師ではない。
地元の大人に補習の講師を任せるという中学校の企画だ。
英語に拒否反応のない(元・赤点キングの)俺としては、中一程度の授業ならなんとかこなせるんでそれなりに楽しんで参加してる。
……んだが、やっぱりいるんだよなあ。頭でっかちが。
「先生に出された問題こなしたから、遊んでいます」とか、意味判んねぇよ。
「このゲームに単語入ってない!」って、隣の奴見てみろよ。
http://000game.blog16.fc2.com/blog-entry-110.htmlみたいなやつ)
「規定時間以内に曜日+12ヶ月の19単語を書けなかったのは、隣の奴がちょっかい出してきたからで」とかテンプレ通りの言い訳で、
「ンな事は聞いてないから、さっさと単語書け」と言ったらブンむくれになってた。
ああ、判るなー。俺もこんな言い訳してたよ。大人になると色んな事が判るわ。


先生はミッションを提示していて、それの成功のみを求めてる。
そこにミッション失敗した奴が「作戦失敗したのは、遂行よりも友人とのちょっかいに時間を割いてたため」とかヌケヌケと言うわけだ。
言い換えると「友人がちょっかい出してきたから、そっちのバトルに勝利するためにミッション遂行する時間が無かった」とか言うわけだ。
先生としては「で?」としか言えん罠。なんでミッション放置野郎の、よそのバトルの都合なんか聞かなくちゃならんのか? 「友達とのバトル優先で俺の話はスルーか。お前なめてるのか?」となるわけだ。
こんな奴に限って、一手でも多く相手に勝利するために、授業中の先生の目の前でも相手に攻撃してたりする。お前、状況判断しろよ。そんなことは隠れてやれよ。


学校外部のオッサンとしては、コイツに「ナルシストで頭でっかちのウスノロめ、頭の使い方を練習しろ!」とか本当のこと言ってしまっていいんだろうか。
……おっと、それは「英語に興味を持ってもらう」って趣旨に反するな。
それにしても、慣れない子供の相手は疲れる。昼間から仕事にならないくらい眠い。