城端情報など

真実が混じるとフィクションは面白くなる。今回はtrue tearsとは直接関係ない情報を幾つか紹介。
1・むぎや節
こちらに動画があるので、アニメと見比べてみると面白いかも。
http://www.toyamaclub.com/jyouhana/index.htm
2・ピーエーワークス
会社の入っている城端町企業家支援センタービルは、元・城端厚生病院(新館)。
現在、城端の中心にはアニメのように太い道が走っているが、15年くらい前には一方通行の細い下り道だった。
道路拡張と共に病院はどっかに行って、跡地は公営新町団地(アニメでは石動宅のモデル)と公園になり、比較的新しい建物の新館のみJECビルとして残っている。
友人が骨折で入院していた事があるんでここには(残念ながら旧館のほう)何度か通って、その伝で城端曳山の力者をさせてもらった事がある。彼が去ってからは足が遠くなってるけど。
ところで、大通りの東側には当時のままの「一方通行の細い上り道」が残っている。坂や小路を紹介しているサイトもあるくらい(http://www.craft-ran.com/shouji/index.html)なので、聖地探索が大変気ままに散策するのも面白い。
アニメOPでは曳山を広い道で引いているが「狭い道を曳山が練り歩くのを、家の2階で見るから風情があるんで、通りの向こう側を通っていかれてもねぇ」という意見も有り、クラシックとモダンのバランスってのはなんとも難しい。一番の解決方法は「道が広くなったから観光客が増えて町に活気」だと思うので、どうか五月の連休にはみんな来てください。
3・酒造り
正月あたりから新酒が出来る。言い換えれば、アニメ中の仲上酒造は一番大変な時期だ。詳しくは「もやしもん」か「蔵人」参照のこと(「夏子の酒」ってのもあったな)。
この時期、一部の酒屋や酒造店では「しぼりたて」「生酒」というのを出してくれる。酒精20%とやや高め。加熱処理をしてない=菌が生きているので保存は利かないが、べらぼうに旨い。通販してくれる所もあるが蔵元でのみ販売してる場合もあるんで、気になったら近所の蔵元に行ってみといいかも。
4・交通網
JR城端線終着駅。駅舎は木造平屋の若草色の建物。多分明治時代から使われている。
高速道路は東海北陸自動車道・福光ICからすぐ。ICが町境に有るんで福光町より近い。高速道路は2008年7月19日全線開通予定なんで、名古屋から直でOK。
バスは一日乗り放題券のあるコミュニティバス南砺市コミュニティバスのページ)もあるが、土日祝日は運行してない(これだから役所は!)ので加越能鉄道のほうが使えるかも。「ひぐらしのなく頃に」で有名な白川郷(萩町)まで直通の線があるから、まとめて聖地巡礼するチャンス。