空気嫁

http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/osports/kfuln20071121004002.html

 大相撲九州場所10日目(20日・福岡国際センター)は、豊ノ島会心の相撲で魁皇を撃破した。力強いおっつけから右前みつを奪うと、相手を浮かして一気の寄り。魁皇戦初勝利に「いい相撲だったと思います。早く仕掛けようと思った」と笑みをこぼした。場内の魁皇への大声援には「気にしなかったし、気持ちを集中させた」と平常心で臨めたことを強調。しかし、取組後の土俵たまりでは“空気読めよ”的なヤジを浴び、複雑な表情を浮かべていた。

八百長? こういう観客は、モンゴルに帰った横綱の事を思い出すべきだ。
さて巷で流行の「空気読め」って、軽々しく使うべき言葉じゃない気がする。
漫画っぽく例えると、悪役に騙されて分不相応な武器を持った少年が、成敗モードに入った主人公に向かって「お前らなんで倒れないんだよーッ! 俺にやられたら死ねええええぇぇぇーっ!!」って叫ぶシーンと同等。「俺の想定外の行動をするな」「オイラのギャグには大笑い付和雷同しろ」みたいな使われ方をされていて、ネタならいざ知らず昨日までオンリーワンを叫んでいた口から言う言葉かよ、と薄気味悪く思う。
このあたり、さよなら絶望先生で臼井君が「俺が空気だ!俺を読め!!」とか言ってくれないものか。