マツ

祖父は酉年。祖母は辰年だった。そんなことで親戚から依頼を受けたんだが、材料が「庭にあった松の木」という事で予想以上に苦戦中。
以前アブラマツ*1彫刻したことはあるんだが、今回は直径六寸も無い細身でカラカラに乾燥したもの。とにかく柔らかく彫りにくい。例えればパンやカステラを包丁で綺麗に切断するようなモンといえば判りやすいだろうか? 
オマケに木材には順目・逆目というものがあるんで綺麗に彫るのが大変。もっと単純な図案にするべきだったよ。

*1:業界ではそう呼んでいるが、学問的にはどうなんだろう。簡単に言うと松脂でベタベタのマツ