国会

仕事中ラジオ付けっぱなしなんだが、聞くに堪えなくてCDをかける。
現在紛糾しているのは柳沢問題。「女性は子供を産む機械」発言で酷いことになっているが、スポーツ報知によると

なかなか女性は一生の間にたくさん子どもを生んでくれない。
人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体わかる。ほかからは生まれようがない。
産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が一人頭でがんばってもらうしかない。

ものの例え方が非常にオタクっぽい。聴衆よりも自分と同業者よりの思考パターンで会話するところが。これがもし農政寄りなら「畑の数は限られてる。後は農家の皆さんが云々」軍オタなら「タンクの数は限られてる。後は中の人が云々」に代わったんだろう。まぁ、機械はまずかった。サラリーマンですら「奴隷」「社畜」なんだからせめて有機物にすべきだったな。でも、釈明の記者会見は全く他人事の口調で釈明になっていなかった。詫びるときは詫びないと人心は付いていかねーよ。
失言はここまでにして。現在の野党の一人相撲はいい加減やめて欲しい。むしろ辞めて欲しい。
安倍の持っている「失言大臣」を捨てさせることに(毎度の事ながら)執念を燃やしているが、それが、後の政局や国会には大して大波になることは無い。今までだってそうだった(と思う)。会議欠席が予算の付き方にこれまで影響を与えてきたのか?も判らない。毎度ワンパターンなやり方で、結局、自民が防衛成功するんだ。お前らはドロンボー一味か?と小一時間問い詰めたい
今、野党がやらなければいけないことは「失言大臣」と云う獅子身中の虫をついばんでやることではなく、獅子を倒すこと。会議を欠席して与党より空き時間が多いはずの野党が、そのアドバンテージを活かして国民に何を訴えるのか、何を持って与党を出し抜くのか考えられないんじゃ、与党はおろか野党である資格も無い。出来ないならせめて、プレスの入っている会議に出席して怒号の中で予算案でも何でも成立させてやれよ。そうすれば国民にもアピールできるからな。
そして野党がこのありきたりの手を打ち続ける限り、安倍総理馬謖を斬る英断をする必要は無い。会議する時間が短いほど与党に有利なら、莫迦共には数日吠えさせてから負けてやればいいのだから。
おまけ:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070201k0000m010035000c.html

経団連会長:柳沢厚労相の辞任不要の見方示す
 柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と発言した問題で、日本経団連御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)は31日、「分かりやすく説明しようとしての発言で、すぐ訂正、謝罪している。進退どうこうという話にはならないと思う」と述べ、辞任は不要との見方を示した。大阪市で開かれた経団連の関西会員懇談会後の記者会見で質問に答えた。【高田茂弘】

WEやらナニやらで日本人を食い物にしている奴は、こんなところで仲良しごっこすべきではない。聞く奴も聞く奴だが。