2006年ネットラジオ声優ランキング

//声優アワード//Seiyu Awards// | 声優アワードは、その年度に「最も印象に残る」声優や作品を対象に、その業績を称える本格的な「声優を対象とするアワード」として2006年に創設されました。日本音声製作者連盟、KADOKAWA、小学館、小学館集英社プロダクション、文化放送、アーイメージがアニメ業界各社と協力し、声優を表彰するものとしては業界最大の舞台を提供し、声優地位の向上に寄与することを目的としていますとかやっているので、年末に思いついたままだった企画を今更ながら出してみた。
選考基準は【2006年にインターネットで配信されたラジオ番組で、パーソナリティを勤めた声優】の中で、【格段のランクアップ、或いは新しい一面が開花】した人。俺が聞いた番組限定なんで非常に私的な認識だけど。

なんだよぉ、チョコ食えよー!

癒し系の割には大雑把なのは判っていたが、相方の神田朱未のキツイ突っ込みのせいでザックリ感が浮き彫りになるのが面白かった。三本撮りがバレてぶっ壊れたり。
コーナーでも「正音の超絶記憶術」で瞬発記憶力の無さをさらけ出したり、童謡コーナーでその歌唱力を発揮してリスナーを恐怖のどん底に叩き落としたりと新しい一面を見せてくれた。

(柚木)じゃあ……放送の最終回辺りで、結婚、しましょうか

ラジオ経験の無い主役二人が送る、ほのぼのラジオ……だったのは何分間だったんだろう。ゲストを振り落とす恋のシベリア超特急は、ネット絵描きからオリコンまで巻き込んで飛ばす、飛ばす。
地上波に移ってから肝心の柚姉のテンションが常識範囲まで落ちたが、今度は力ちゃんが不器用に頑張っているので応援したい。
502 Bad Gateway

ウェッてなる。

最終回を待たずに番組内で相方と結婚*1した人。好きなラジオに「伊集院光」「コサキン」「久川綾」を挙げた時点でこうなるのは予測できたはずだったが、更に斜め上の高みに。下ネタに怯むどころかそのまま食いついてくる(処女なのに!)所は凄いが、性に限らず何事にもどこか冷めているところが良くも悪くも特徴。今年は指チュパをマスターしてくれんものだろうか。
ところでヤング師匠へのラブラブアタックは、うたわれらじおを取り入れた?

今のペット的な愛じゃなくて、女として人間として見られたい。

2006年はピン芸人として大飛躍の年だった。どらデンは終わってしまったが、今年の彼女の言動にこそまとめサイトが必要だった。追い切れなかったのが残念。
大気圏突入したザクのように、自分の大切な部分をばら撒いて真っ赤に炎上するトークスタイルは、何回聞いてても飽きなかった。春には両腕を振り上げた「女豹のポーズ」を披露、夏にはKAT-TUNを応援する「チームナバタメ」の結成、秋には何の脈略も無く峠のラジオにゲスト出演、冬には「おひさま」で泥酔して他ののネトラジ*2で取り上げられたりと本当にネタに事欠かない1年だった。
そういえば巫女ラジこと野望神社3も1年間通して放送されたなぁ。本人に芸人の自覚があまり無いのがまた面白い。

どうしたらいいんでしょう… 誰か助けてください。

峠のラジオを最初から聞き返してみるといい。あの頃の佐藤利奈は、もう戻ってこない。
インチキ魔法少女シリーズに登板が決まる前に「あの空」を聞いたことはあったが、正直なところ「凡百のアイドル声優」としか思っていなかった。「峠」が始まった頃も「新しい引き出しが開くと嬉しいです」と掃き溜めに舞い降りた白鶴のような初々しさだった。
しかし、いざ引き出しが開くと「怒ることが出来ない、地球最弱の生物」として生態ピラミッドの石を積む立場に。偽まる&UPLIFTコンビに振り回される佐藤利奈が毎週面白くてしょうがない。変身して弱くなるなんてなかなか出来る事じゃないのでこれからも頑張って欲しい。

*1:ネタ

*2:サブちゃん一家のだからアニメはやめられな〜い、峠のラジオ