エロは足で稼ぐ

エロ同人誌を買わなくなった今日この頃。 - 記憶のメモ帖

友人達はコミケやらイベントに足しげく通ってるし、同人誌や同人音楽やゲームを良く買ってくる。しかし同人ショップでエロ同人誌を買う機会はめっきり減った。
有名所のエロ同人誌はネットのどこかに落ちてるし、P2PやDL販売という手も有る。
何故、年輩のオタクさん達はエロ同人を同人ショップで買っていくんでしょうか?

年輩の自称オタクとして、この意見は非常に面白い。この場合のショップとはとらのあなやメロンなどの大手ショップのことか。
俺も似たような経験があるが、エロは自分の許容量を超えるとどれも同じに見えてくる。彼には、ここが潮時とエロ商業誌に走るか、自分のリビドーを見つめなおすいい機会だろう。
地方在住でショップの無い生活をしている俺にとって、同人ショップへ行く事は一つのイベントだ。エロクエスと呼んでもいい。
ビルに入ったら先ず自分の望むジャンルに行き、望むシチュ、望む絵柄があるか手にとって調べていく。その中で気に入った物が見つかれば、1番良いものを1冊買う*1斑目みたくkgで買ってはいけない。自分の萌えとリビドーを針より細く研ぎ澄ましての一点買い。その緊張と葛藤がオタクを成長させる*2。「あえて買わない」という苦渋の選択も、時には必要だ*3
買い物の後は他のジャンルを見て回るのも勉強になる。同人界は広大だから思わぬジャンルや作家を発見するだろう。さらにいえば店に行く時から帰りまでがクエストだ。良い作家に当たればファンレターを書いたり、次回に備えてサイトを見て回るのも全て「この手で同人誌を買う」楽しみ方なのだ。
同人のDL販売は確かに手軽で確実で無駄が無い。作品が場所をとらないのも非常に有り難い。しかしクエストの規模としてはショップ通いの方がはるかに大きい。例えるなら、イカのために店に行くか釣りに行くかの違いだ。行動そのものが違う。
ではコミケとどう違うかといわれれば「濃縮度」だろうか。マイナーなジャンルは見込めないが、一般向け(同人世界での一般向け)の一定以上の水準の品物が狭い空間に並んでいるのは非常に有り難い。何より、年中やっているのがいい。
ところでエロをネット採集で間に合わせる話だが、ネットに落ちている不特定多数の裸で間に合うなら、ポプリクラブやBejeanを定期購読して同人からは手を引いた方がいいだろう。同人は商売ではなく「頒布」と「お布施」で動いているのを忘れないでほしい。
時間もなくなったので、推敲もせずにここまで!

*1:一つの例

*2:一つの例

*3:あくまで、一つの例