近所の酒造店に毎年来る、能登杜氏さんと話す機会があったけど、杜氏も酒造も数が減っているらしい。
元々は農閑期のお百姓さんが出稼ぎに来ていたが、最近は冬でも他の働き口が有るし、酒造オーナー自らが杜氏の資格を取って自家製の酒を造るので、全国の杜氏も相当辞めてしまったらしい。無論、職人に付き物の後継者不足もある。
酒造元も数が減って、京都では半分になったとか…石川も「福正宗」「萬歳楽」は頑張ってるが、昔はCMをバンバン打っていた「日栄」はかなり凋落しているそうだ。
ところで、その酒屋に入ったら「萌」という名の酒があった。越後の酒らしいが、よりにもよって何故この酒を入れたんだろう?