中国、韓国と仲良くした方がいい？

なんだかネットで話題になってる話。小説家の石田衣良氏がアンケートを元に白黒つけるコラムだが、「サイレント・マジョリティの意見を尊重して、アンケートとは逆の結論にします」としたそうな。
で、ネットの評価は「サイレントマジョリティなんて考慮するならアンケートをとる意味無いだろ」というのが多いが、これはこれでアリだろう。ここはアンケートを基にした石田氏のコラムだから、彼が思っているままにアンケートと逆の話をしてもいいはずだ。
問題は、それを「俺は少数意見だが言わせてくれ」じゃなくて「大多数の国民はアンケートと逆の立場だ」とやったこと。
これはマズイ。せっかく「アキハバラ@DEEP (文春文庫)」や「池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)」のような世間から爪弾きにされたような若者を主人公にした小説を描いているんだから、堂々と「俺の意見は少数派。でもマイノリティの何が悪い」と言うべきだった。アンケート結果も42.8：57.2と拮抗した結果だったんだから、わざわざサイレントマジョリティなんて言葉を使って「自分は多数派で正しい意見だ」なんてみっともない数の論理を振りかざす事も無かったのに。
ちなみに俺の意見は「人と仲良くなるのはいいことだ。でも国家は自国が有利になるような外交をしないといけない。」だから馴れ合いはゴメンだ。多少殺伐としてもいい。
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