キャベツ

第4四半期も一月経とうとしているが、今一番輝いているアニメ。それは「夜明け前より瑠璃色な Crescent Love」。
元々はエロゲーだったこの作品。原作のオーガストが前作の「はにはに」アニメの教訓を活かし、ファーストプレイでは強制的に第一ヒロインエンド、最後には第一ヒロインを中心にしたトゥルーエンドを迎えることになる、アニメ化しやすいシナリオが用意されていた。
更に発売と当時に電撃大王で漫画連載開始、アニメ直前に単行本第一巻の発売。まさに約束された勝利の方程式。のはずだったんだが……。

これがキャベツか。
アニメーターは貧乏だと聞くが、ならばなおさらキャベツサラダくらい描けないでどうするよ。今時、韓国アニメでもここまで酷いことはそう無かろう。
ついでに、一枚目のキャベツの切り方にも疑問が。指の向き・腕の大きさ・左手の位置と、それは幾らなんでも酷すぎだろう。あんまり気になったんで、試しに全体像を描いて重ねてみた。

うーん、菜切り包丁はもっとあごに付くくらいの角度が正しいようだ。あとは包丁を持つ手がちょっと難しいが、他のところはアニメーターの実力不足だろうなあ。
俺も含むオーガストファンには、自分は歴史の瞬間に立ち会ってる、と思ってもらいたい。これで3タテの黒歴史だけど。
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