太子伝会(たいしでんえ)と俺たちと

このブログは八乙女一座公式ではなくこっそりやっているんで、どこまで風呂敷を広げていいんだろうか? ここからは一座員が酔っ払って話す、ただの勘違いと大風呂敷だと思って読んでほしい。
俺の思う(否、これは半分座長の受け売りだったっけ?)八乙女一座の目標は「井波太子伝会の成功」じゃない。
「井波太子伝会の発展」なんだ。
非常に有難いことに、新聞やTVでも一座を取り上げてくれるようになった。行きつけの銭湯のオバチャンも楽しみにしてくれる。
でもね。八乙女一座ってぶっちゃけ独立愚連隊なんだよ。町内の婦人会や青年部がヤキソバやバザーを出す、町内会や商工会直属の出し物じゃなく、香具師の皆さんとドッコイドッコイなんだ。
6月から開かれるお祭りの実行委員会で、一般人としてエントリしている数少ない(ひょっとすると唯一?)の団体なんだよ。
俺が願うのは「ああ人数集めれば君たち面白いことできるよね」って感心されることじゃなく、「俺も面白いこと出来るよ」って考えて貰うことだ。見る祭から参加する祭へ。残念な事にこの町には「昔の祭って盛り上がったよね」って懐かしんでる人が多い気がする。今年も来年も祭は開かれるのに、だ。
不肖ながら俺自身、芝居稽古が忙しくないチョイ役の頃には、何年間か個人で輪投げ屋を開いた。だから経験者として偉そうに言わせて貰うが、祭にはたった一人ででも参加できる。ギター1本で弾き語りをしてもいい。ジャグリングでもいい。似顔絵描きでもいい。無論八乙女一座に入ってくれるのもいい(座長はなんていうか知らんけど)。
一発食らわせる気持ちさえあれば、祭には誰でも参加できる。参加して欲しいのだ。
どうかどうか、その辺をわかって下さい。