グラフィティ漫画

「人生、王道は学園ラブコメ」と言ったのは竹本泉だが、昔のラブコメと今のソレはちょっと違った気がする。
あえて名付ければ「学園グラフィティ漫画」とでも言えばいいのだろうか。基本的に1話完結でギャグあり恋愛あり涙ありという、今の人から見れば「それなんて中学生日記?」なジャンルが存在したのだ。
すくらっぷ・ブック」(小山田いく)あたりがど真ん中だと思うが、有名なところでは「湘南爆走族」(吉田聡)か? 「750ライダー」も近いか。
最近の漫画はハイファンタジーで命のやり取りをする物がやけに多く、どうも「心に残るいい話」は少ない気がする。学園物で選ぶと「いちご100%」や「涼風」はトレンディドラマばりの恋愛がつまらない。「スクールランブル」は迷走ギャグ。「あずまんが大王」もギャグ。「イケてる2人」は必ずエロに走るので今一つ。後は……う〜ん、本当に学園物が無いなあ。
と言う話を20歳過ぎの人に言ったら「グラフィティってなんですか?」 昭和は遠くなりにけり。
まさか学園グラフィティってエロゲーにしか残っていない、なんてことは無いよな? はてなで聞いてみようか。