芝居

今年も芝居の季節です。週3回の練習で来週からはほぼ毎日練習。本番は先日紹介したように24日晩。
今回は蓮如の八代目就任を芝居にしているが、今までの演目と違って立ち回り無し笑い半分と激ムズ。内容は以下の通り。

約550年前、京の都は荒れ果て直に応仁の乱が始まろうとしている頃。
親鸞上人から続く浄土真宗は、天台宗の台頭により貧乏生活を強いられていた。
そんな折、大谷本願寺第7代法主存如の死により8代目が決められようとしていたが、正妻如円は自らの子・応玄(24)をたて、長男ではあるが下女との間に生まれた蓮如(43)を排斥しようとしていた。
しかしこの頃蓮如は近江から北陸一帯に布教して回り、信者からは絶大な支持を得ており、更に存如の末弟であり井波瑞泉寺の住職である如乗の力添えで、無事蓮如は8代目法主の座に着き如円親子は逐電することになる。

俺の役は応玄という若造で、座って受け答えするだけなのだが、キーマンでもあるので最小限の身振りと表情で芝居をしなければならない。逆に言えば、台詞合わせでは何を演じていいのか見当が付かない訳だ。
とにかく立ち稽古で他の役者の動きも合わせなければ、仏像も同然になってしまう。これはちゃんばらやるより難しい。
ああもう日が無いのに…。