おまけ

昨日の「GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)」を読み直し。小学生レベルと書いたが、冒険物の児童文学としてならマアマアいけるんじゃないかと思う。
ヴィクトリカがお子様なのは範疇内だが、「1人じゃいやだよう」が×。「ストレートに本音を吐ける彼女」はこの話の切り札。ツンデレはツンの崩壊と本人の逡巡葛藤→デレ化がいいのに1巻からこのカードを切るようではカタルシスを期待できない。続編を書くつもりだったのなら、ここは最後まで<言語化>してほしくなかった。